ステートメント：
日本の京都などに古くからある寺院の室内に見られる”襖絵”は金箔など装飾
性を帯ながら、建築的構造により、外部からの光のうつろいの影響を受けなが
らそれを反射し、室内に深遠な空間を造りだし、その様子はあたかも呼吸をし
ているようである。

その様子は内部に居ながらにして外部空間とも接することが出来るかのようで
ある。
　東西の伝統建築や伝統絵画に表れた空間性の幅広い考察にもとづき、２次元
平面にイリュージョンを形成する絵画表現の原理を、ミニマルなフォーマット
によって深め、複数の視点によるパースペクティブを同一平面に交錯させるラ
インは、 矩形の内外に延び広がって、作品同士の空間や絵画空間と展示される
空間を関連づけている。
また絵具を自作し偏光パール顔料や岩絵の具、ステンレス粉を含んでフラット
に光を放射する表面によって、より複雑で緻密な平面のイリュージョンと構造
を窮める。

ステートメント：
人と人のコミュニケーションから生まれる関係性や感情に
敏感に反応してしまうことがある。
だからこそ、人ではないもの。
自分のすべてを知っている空とか
子供の頃から見慣れた遠くから眺める山のシルエットなど
わたしの中ではとても大切なもの。
風景を手がかりにして社会の中にいる私を画面上に投影する。
過去を回想し現在を見つめ、未来を想像する。

すべて私の物語である。
しかし、私だけの物語ではないのかもしれない。

未知の存在は、時には死に追い遣られるほどの恐ろしさを感じさせる。
それでも自分との「境界線」を超えた何かに、私たちは永遠に焦がれ続ける。

その焦がれと恐ろしさを、いつまでも忘れずにいる。

ステートメント：
未知の存在は、時には死に追い遣られるほどの恐ろしさを感じさせる。
それでも自分との「境界線」を超えた何かに、私たちは永遠に焦がれ続ける。

その焦がれと恐ろしさを、いつまでも忘れずにいる。

ステートメント：

心や感情は常に揺れ動き、片時も止まる事がありません。
私の絵は、その瞬間を切り取って感情を色彩とタッチで表現しようとしている
ものです。
ある人、ある場所、ある時との関係からインスパイヤーされます。

今回「Faces」では、「顔」と「面」の2つの意味を持たせています。
FaceとFaceが偶然接した時、そこから作用が生まれる瞬間を描いてます。

ステートメント：
眠っている人はどこにいるのだろう。
眠っている人は安全で安心している。
私は眠っている人が好きだ。
植物の様な、隠れている様な、そんな気がする。

ステートメント：
丸いシールを使って都会の豪勢な夜景を表現する。
夜景は美しく、豪華な装いに誰もが魅了される。
しかしそれらの灯りの一つ一つが安価な素材の集合体だと気づいた時、
あなたはこれまでリッチでゴージャスだと思っていた夜景がどのよう
に見えるだろうか。
　私たちの住む世界は虚像で溢れている。「虚像」は「距離」を置く事
で「真実」となるが「真実」はまた「虚実」へと流転し、私たちはその
曖昧で不確かな現実の中でもがきながら生き続けている。
これらはその混沌とした世界を切り取った「真実」の一端である。

ステートメント：
丸いシールを使って都会の豪勢な夜景を表現する。
夜景は美しく、豪華な装いに誰もが魅了される。
しかしそれらの灯りの一つ一つが安価な素材の集合体だと気づいた時、
あなたはこれまでリッチでゴージャスだと思っていた夜景がどのよう
に見えるだろうか。
　私たちの住む世界は虚像で溢れている。「虚像」は「距離」を置く事
で「真実」となるが「真実」はまた「虚実」へと流転し、私たちはその
曖昧で不確かな現実の中でもがきながら生き続けている。
これらはその混沌とした世界を切り取った「真実」の一端である。

ステートメント：
動物には泳ぐ、空を飛ぶなど、個々に秀でた特徴や印象があります。
私は動物たちの様子を機械化、融合させるというテーマで制作を行い、
金属工芸技法「鍛金」にて鉄を主材とし、制作に取り組んでいます。